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ぱららん
2020/11/30
金雀枝舎の本
![]() 句集『ぱららん』草野早苗 ご注文はここをclick! 春夕焼キリンが角で交信す ぱららんとトランペット鳴り梅雨明くる 朝暑し牛も鸚哥もゐる木陰 双子島の片方いつも霧を吐く 軟体動物限りなく伸ぶ春隣 早苗さんの一句一句に違和感を抱いた人は、それが、自分が先人の従来的な情趣を 使い廻してきたことに起因しているとやがて気づくだろう。 ほんとうのことを言うと、詩は、文学は、芸術は、俳句も、凡人なんか必要としていない。 事物や言葉の新しい角度、新しい関係 そして自分だけの感受性を信じた人だけが詩の神に愛される資格を持つ。 今井 聖 2020年11月30日発行 金雀枝舎刊 装幀 経真珠美 定価 1800円+税 ISBN978-4-904771-14-3 C0092 喝采の膝![]() 句集『喝采の膝』長岡悦子 ご注文はここをclick! スタンディングオベーションのとき 膝から滑り落ちる春のショールはかろやかで美しい。 長岡悦子そのものである。 今井 聖 春ショール喝采の膝にとどまらず この闇は花野と思ふ夜行バス 帆船の名はクリスティ春の夢 知りつくすオーブンの癖十二月 霜の夜の汽笛に父を聞いてをり 2019年9月28日発行 金雀枝舎刊 装幀 経真珠美 定価 1800円+税 ISBN978-4-904771-11-2 C0092 |
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